放課後等デイサービスの看護師の仕事とは?│実際に働いてみた感想。

看護

こんにちは、みやっちです。

皆さまは放課後等デイサービスというところをご存知でしょうか。

2012年に位置づけられた福祉サービスで、年々増加し、様々な地域で見かけることが増えてきました。

今日は放課後等デイサービスって何?看護師って何するの?といった内容を、実際に放課後等デイサービスで働いていた私がお伝えしていきたいと思います。

こんな方におすすめ

・障害児に関わる仕事に興味がある

・働くお母さんたちの助けになる仕事がしたい

・高度な医療に携わるのではなく、ゆったりと楽しく仕事がしたい

放課後等デイサービスとは?

放課後等デイサービスは、6歳~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんが、放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

個別の発達支援や集団活動を通して、家と学校以外の居場所やお友だちをつくることができるので“障害児の学童”とも表現されます。

子ども発達情報室 https://www.careoth-junior.com/mumonjuku/dd/houkago-day/3996/

学校併設やよく見かける民間の学童は、障害児の利用は中々難しいのが現状です。

障害児がいる共働き家庭や、放課後の時間を使って支援を受けたい人たちに放課後等デイサービスが利用されています。

放課後等デイサービスって看護師はいるの?

割合から言えば、看護師のいる放課後等デイサービスは少ないです。

近年、発達障害についての認識が広まっているため、発達障害を持つ子ども(以下、発達障害児と表現)発達障害児向けの放課後等デイサービスは劇的に増えています。

しかし、発達障害児は医療的なケアを必要としない場合が多く、発達障害児が利用する放課後等デイサービスは看護師もいないことの方が多いです。

では、どのような放課後等デイサービスに看護師が必要とされているのか?

それは、重症心身障害児が利用する放課後等デイサービスです。

重症心身障害児は吸引や導尿、人工呼吸器の管理などが必要なことがほとんどで、そういったお子さんが利用する施設には看護師の配置が必須となっております。

そのため、放課後等デイサービスで看護師として働きたいな、と思ったら、まず重症心身障害児が利用する放課後等デイサービスを探して求人募集の有無を確認してみてください。

放課後等デイサービスの看護師の仕事

私が実際に、放課後等デイサービスの看護師として働いていた際に実施していた看護技術一覧です。

・吸引

・人工呼吸器の管理

・車いすやベッドへの移乗

・体位交換、ポジショニング

・導尿などの排泄ケア

・胃ろう、経鼻経管栄養などの管理と栄養注入

・医療ケアが必要な子どもの送迎の付き添い

放課後等デイサービスは、障害児が放課後や長期休暇中に楽しく、有意義な時間を過ごす場です。

放課後等デイサービスでの看護師の仕事を一言で言うとすれば、障害児がいかに楽しい時間を過ごすことができるかを支える”黒子(くろこ)”です。

看護師が配置される重症心身障害児向けの放課後等デイサービスの場合、お散歩や季節を感じることができるイベント、レクリエーションなどが主な活動内容になります。

看護師は、医療的ケアが必要な子どもが、呼吸や体位などにとらわれずに自由に遊べるよう、最大限サポートする立場にあります。

そのため、お散歩にはもちろん一緒に行きますし、風船バレーなどが行われれば人工呼吸器がついている子どもと一緒に、気管カニューレや呼吸器に気を付けながら一緒に楽しみます。みんなでボーリングが始まれば、それぞれの体位でボールがうまく投げられるよう、リハビリスタッフ等と連携しながら体位や道具を使って工夫します。

上にあげた仕事内容はほんの一例で、その日の利用者さんや活動内容により、臨機応変に対応する能力が求められます。

そして何より、利用者さん、保育士さんや介護士さんたちと一丸となり、その場を楽しもう!という気持ちがとても大切になってきます。

放課後等デイサービス、こんな人には向いている

・子どもが好き

・日中だけの仕事がしたい

・ゆったりと看護がしたい

・多職種と関わりたい

・レクリエーション活動が大好き

・障害児看護に興味がある

これは余談ですが、もしも送迎に付き添う場合、車の振動で痰が上がり、移動中に吸引するという場面が私はありました。吸引行為自体は停車してから実施が基本ですが、信号などで停車した際にサッと吸引できるよう、次の信号に向けて吸引器を準備したり、カテーテルを取り出したりすることは車が動いているときに行っていました。

そういった場合、何が問題になってくるのか・・・。そう、車酔いです。

私は比較的酔いやすいタイプのため、最初はグラグラ揺れる車内で下を向いて車いすの下から吸引器を取り出したり、自分の席に戻ったり車内をウロウロしているうちにあっという間に車酔いをしてしまいました・・・。

少しずつ慣れていきましたが、車がどうしても無理!という方は面接の際に確認したほうがいいかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

放課後等デイサービスはこれからも増えていくことが予想されます。

その中で、医療的ケアが必要な子どもの施設も増えていくと思いますので、ぜひ興味を持っていただけたら嬉しいです。

とっても楽しい現場なのでおすすめです。