私立小学校の保健室の先生になるには?私立のメリット、デメリット

学校保健

こんにちは、みやっちです。

皆さんは私立の小学校の保健室に興味はありますか?

公立小学校は教員採用試験を経て採用となりますが、私立の場合公立のような採用フローではありません

今日は実際に私立の小学校の保健室で働いていた私が、なり方やそのメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います。

こんな方におすすめ

・教員採用試験に何度も落ちてしまっているけど、養護教諭になりたい。

・教員採用試験の勉強をする時間がなく、受験する気もないが養護教諭になりたい。

・看護師の免許しかないが、養護教諭になりたい。

私立小学校の保健室の先生ってどうやってなるの?

私立の小学校の場合、公立のように県や市の教員採用試験を受けるわけではなく、通常の看護師の求人などと同じように職サイトなどに求人募集という形で求人情報が掲載されます。

そこに連絡を取り、面接してもらい、採用、勤務開始、という流れです。

でも養護教諭の求人なんて見たことないよ、という方もいらっしゃいますよね。

そう。残念ながら求人はほとんどなく、狭き門なのです。

私が以前に書いた「大学の保健室の先生ってどうやってなるの?」も参考にしていただきたいのですが

大学保健室と同様、私立の小学校保健室の求人もそもそも求人数が少なく、さらに人気の求人のため出てもすぐに埋まってしまう、または競争率が高いことが多いです。

(私の場合は運良く大学保健室から異動という形で、小学校保健室勤務となりました。)

私立は看護師資格だけでも大丈夫って聞いたけどホント?

これは学校によります。

私が勤務していた私立の小学校は、看護師資格だけで勤務可能でした。

私は一応養護教諭資格も持っていますが、確認もされませんでした。

しかし、学校によっては小学校ということもあり、看護師資格+養護教諭資格を求めてくる場合もあります

もしあなたが看護師+養護教諭の資格も持っている場合、そのような求人は看護師のみでOKな求人に比べて応募者も少ないため狙い目です。

看護師資格のみで勤務できる学校の場合は、応募者が多く、大変人気な求人となる可能性が高いため、以下、絶対に私立小学校の保健室で勤務したい!という方はぜひ参考になさってください

私立の小学校保健室の採用を勝ち取る方法

①学校保健に強い求人サイトに登録する

私は「MC-ナースネット」というサイトに登録していました。

私の職場の看護師は全員ここからの紹介で就職しています。

条件等の面談の際に「学校保健希望」と伝えると、求人が出た際にすぐに連絡をいただけます

実際、そのように伝えて求人待ちをしている人がいるため、人気の求人はほぼ外に出ることなく決まってしまうということもあります…。

ですので、とにかく早く求人サイトに登録し、求人が出たらすぐ連絡ください!とアピールしておくことが大切です。

②修学旅行の付き添いや単発でもいいので経験を積む

学校の規模にもよりますが、養護教諭は一人か二人勤務。そして一つの求人に対したくさんの人が応募してくるとなると、やはり優遇されるのは経験者です。

元々公立の学校で勤務されていた方の場合問題ないですが、私のように看護師から保健室勤務を目指すとなると、経験の部分で落とされてしまう可能性が高いです。

そのため、既述した「MCナースネット」などで修学旅行の付き添いや課外活動の付き添いなど、単発で求人募集が出ることがあります。

そこに1回でも多く勤務し、経験を積むとよいでしょう。そこでの経験を面接でアピールできれば少しでも経験者たちに立ち向かえると思います。

私立小学校保健室のメリット

①看護師資格だけでもなれる

これは既述した通りです。

学校にもよりますが、看護師資格だけで保健室の仕事ができるのは大きな魅力でしょう。

②施設がきれい

公立と比べて、施設にお金がかかっていることが多いです。

私が働いていた小学校も、デザイナーさんが建てたおしゃれすぎるくらいおしゃれ(笑)な建物でドラマの撮影などにも使われていました。

どうせ働くなら新しくてきれいな建物だと、モチベーションも上がりますよね。

③雇用条件によっては異動なし

公立だとどうしても異動がつきものですが、私立の場合その学校との契約ですので、基本的に異動はありません。

居心地が良ければ何十年だって働くことができます。

私立小学校保健室のデメリット

①雇用条件によっては契約社員

これは求人票を見ればわかることなので、気になる方は最初から避けてください

学校によって雇用条件は様々で、私が働いていたところは契約社員1年契約で最大5年までの更新(派遣法により)。

5年後運が良ければその後永年雇用で、基本的には5年間しか働けませんでした

ただ5年も経験を積めば、他の学校で雇ってもらえる可能性も高いので、契約社員時代=下積みと思えば働くのもありかと思います。

②雇用条件によっては給料が低い

こちらも最初からわかることなので、気になる方は避けてください

私は契約社員だったのでボーナスもなし。残業代や休日出勤手当は出ました。

それで年収300万いかないくらい

看護師でこれかぁ…と正直つらかったです。

③保護者が個性的で児童の悩みが独特

皆さんの周りの人で小学校から私立に行った方はどのような方でしたか?

ちなみに私は知り合いや友人には一人もいません。

中学から私立に入る人は多いけど、小学校から私立に入る人はまだまだ珍しいです。

そんな状況で子どもを私立に入れる親は個性的な方が多いです(※個人の感想です)。

その結果、児童たちも普通では想像がつかない悩みを抱えており、「なんて言ってあげたらいいんだろう…」と思うことがたくさんありました。

例えば家庭教師が5人もいる、毎日習い事で、日に習い事の掛け持ちをすることもあり忙しい、毎日0時までバイオリンの練習をさせられる、養育者が両親ではなく家政婦さん…などなど。

話をゆっくり進めていくと、心の底には「寂しい」「もっと親に甘えたい」という子どもらしい欲求が見えてくるのですが、最初はみんな大人びていて驚いてしまいました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

私立小学校の勤務についてまとめました。

私立は異動がないため基本的に何十年も同じメンバーで働きます。

それがあなたにとって良いメンバーなのかそうでないのかで、長く働けるかどうかが変わってきます。

面接や見学で少しでも雰囲気を読み取ったり、可能であれば転職エージェントに前任の方がなぜ辞めたかを聞けるといいと思います。

皆さんが少しでも良い学校で働けますよう願っています。